毎朝、子供二人を園に連れて行くのは僕の仕事
2人を着替えさせ
荷物を準備し
歯を磨き
部屋を片付け
洗濯機と食洗器を回し
家を出る
ざっとこんな感じのバタバタの朝だ
今日はそんなバタバタの中で
息子が娘を突き飛ばした
じゃれあう感じでやったので
悪意のある突き飛ばし方ではなかったが
それでも意図的に押したのは間違いなかった
目の前で起こった惨劇に
僕はつい手に持っていた紙ファイルで息子の頭を強めにひっぱたいた。
一瞬息子はショックを受けた顔をしていた
僕はその顔を見てようやくしてしまったことの重大さに気づいた
紙ファイルだから痛みそのものは大したことは無いだろうくらいは思いながらひっぱたいた
でも問題は 傷みそのものではない
父親は何かあったら自分に暴力をふるうのだということ
そして何より悪いことをした人をひっぱたいても良いということ
これらのメッセージを伝えてしまった。
そしてそこまで考えることもなく行動に移してしまった
息子には謝ったが
たたいた後に謝ったところで息子のショックは消えないだろう
(もちろん本人は気にしていない様子ではあります)
申し訳ない
なんだろう
子育ては塾での指導以上に
こんな失敗の連続だ
なんとなく子供たちをたくさん見てきた自分は
人よりも上手に子育てできるような気でいたけど
まったくそんなことはない
もう少しよい父親になりたいなぁ