小6クラスは毎週作文、今週のテーマは「口コミ」
小6クラスはここまでずっと作文指導をしています
このことは過去のブログにも書きましたね
ここ何週かは創作ドリルを利用して面白い文章を書いてもらっていたのですが
今日はちょっと趣向を変えてHaRuNiの口コミを作ってもらうことにしました
色々な文章を書いてきた彼らですから
こういう宣伝の要素が入った文章も書けるか試してみたいという気持ちと
上手い文章が出てきたら、宣伝に実際に使わせてもらおうという邪な気持ちも正直ありました(笑)
果たしてどんな文章が出てきたのでしょうか?
条件は「良いところと問題点」「嘘は無しでも誇張はあり!」「144文字以内」
作文を書くにあたり、ある程度のルール、縛りは設けるようにしています
縛りがないと、自由すぎて作文は難しくなってしまいますからね
今日のルールは大きく3つ
①原稿用紙1枚以内(塾では12×12=144文字)
②良いところと問題点を書くこと
③嘘は無しでも、誇張はあり!
ある程度書けるようになってきた生徒たちにとって
①の条件が一番厳しいです
思いついたことを適当に書いてしまうと
144文字なんてあっという間に埋まってしまうからです
また誉められてばかりの記事だと気持ち悪いので
必ず問題点を書くようにというルールにしました
今思うと、問題点なんて書かれたら
宣伝に使えるわけはないですよね(笑)
それではお持たせしました
実際に生徒たちが書いた作文の一部をご紹介しましょう
今日の中学生の授業写真を載せておきます
①あまい塾
私が通う塾は本当にあまいと思う
その理由はテストで100点をとったらお菓子をもらえる
…ぶんにはいいけれど、じゃんけんをして勝った人とあいこの人までもらえるのは甘いと思う
でも、良いところもある
授業が楽しくわかりやすい。
そして先生がめちゃくちゃ面白い
だからふつうにいい塾です
最後の「ふつうにいい塾」という表現が小学生らしいですね(笑)
ほめてくれているのに、「ふつうに」という表現が入っているせいで
たいした事無さそうに感じてしまいます
「ふつうに」というのが子供たちにとってはveryみたいな感じで使われているのかもしれませんね
え?そうですよね?
まさか本来の使い方で、
悪いところもあるけど、まあ平均点くらいは届いてますよって意味の「ふつうに」ではないですよね?
②YouTube一本
私は通っている塾のことについて考えた
私がこの塾に通う理由はテストや作文でもらえるお菓子のために一生懸命勉強できるからだ
だがいいところだけじゃない
家から塾に行くのに約20分
20分あればYouTubeの動画が一本見れる
そこだけが気になる
それが私の答えだ
HaRuNiの生徒は藤岡南中学区の生徒がとても多く
みんな遠くから通ってくれています
その家から遠いということを
遠いという言葉を使わずに
YouTube1本という表現にしてくれたのが面白いです!
これはなかなか大人には出せない表現じゃないでしょうか?
きりがないですので、次で最後の1本にしますね
③笑う塾
「アハハ!アハハ!」
私はそんな、笑いながら授業が進む塾に通っている
この塾の良いところその1
それは笑わない日がないところ
その2
先生と生徒が突っ込んで話が大きくなること
そして問題点その1
加湿器が数分
ヴヴォボッボッボとうなることだ
この生徒の作文の良いところは
笑い声や、擬音などが積極的に使われていることです
こういう表現の工夫ができるようになると
作文を書くのが楽しくなってきますよね
それにしても問題点として
加湿器の音を出してくるとは予想できませんでした
生徒たちにとっては意外と意識する部分なのかもしれません
いや、僕が慣れているだけで本当にうるさいのかも…
これがリアルな声なのかもしれません
今回は作文として「口コミ」を書いてもらいました
さすがにそのままチラシに載せるようなことはしませんが
生徒たちが塾を
「楽しい場所」
「面白い先生」
「お菓子もらえてうれしい」
こんな風にとらえていることがわかって
なんだか暖かい気持ちになりましたね
今日の授業後に少しいい気分だったのは
彼らの作文で誉められたからか
それとも算数の速さの問題が上手に解けたからか
どちらでしょうかね
…まあ後者だということにしておきましょう
自分で書かせて、自分で気分が良くなってたら
ちょっと気持ち悪いですからね
普段はこんなにお菓子はありません(笑)