富士山で高山病になりました
僕は人生で3回ほど富士山に登ったことがあるのですが
その全てで高山病にかかっています
僕の場合の高山病の症状は
ズキズキどころではなく
ズキンズキンという強烈な頭痛が起こり
それに伴ってひどい吐き気がやってきます
というか確定で吐きます
直前に山小屋で食べた輸送量込みのお高いごはんも全て吐きます
その際のトイレの使用料もしっかり払います
吐けば吐くほどごはんにかかるコストが増すタイプの高山病です
高山病の解決方法は山を下りること
でも僕の目的は山を登ること
これはすさまじい矛盾です
「子の登山をもって、子の頭を痛めればいかん?」
なんて塾講師ボケは一切浮かんできません
言われても殺意しかわきません
今の僕が過去の僕の前に現れなくてよかったです
そういえば今週のワンピースってどうなんでしょうね
僕は本人じゃないと思いますけども…
高山病対策はゴム風船
ゴム風船といってもルフィは一切関係ありません
前の段落で今週のワンピースの話がありましたがそれでも本編とは一切関係ありません
すぐに違う話を始めたくなるという塾講師としては致命的な欠点を持っているだけです
そういえば今日はこの欠点を全面的に押し出す形で文章を書いていますが
いかがでしょうか?
普段の僕に近い感じは出ているでしょうか?
読みにくいようであれば・・・明日から直します
さて、高山病に苦しんでいる僕に山小屋の方が
対処法を教えてくれました
それがゴム風船です
なんでも高山病には息をしっかり吸うことが大切
でも強く息を吸い込むことを意識してやるのは難しい
そこで大事になってくるのが
しっかり息を吐き出すことなのだそうです
息を吐き出すための秘密道具が
「ゴ・ム・風・船~」というわけです
ちなみに「3回で割れ」とのこと
3回で割るというのは
息を3回吐いて風船を膨らまし、そのまま割れということです
フーッ、フーッ、フーッ、パンッ
こういうことです
いや、やってみるとわかりますけど
これけっこうきついです
まずそんな風に風船を膨らましたことないですし
高山病の状態で息を強く吹くと
頭に激痛が走ります
でも、教えてもらった手前
信じてやるしかありません
フーッ、フーッ、フーッ
全然割れません
フーッ、フーッ、フーッ
ダメです
ってかめっちゃ頭痛いです
ひどくなってる気さえします
フーッ、フーッ、フーッ、フーッ、フーッ、フーッ
割れそうでなかなか割れません
ってかビビって強く吹けません
ただこの辺りで少し変化が
なんだか頭痛が軽くなってきた気がします
現金なもので
効果があるとなると
俄然強く風船を吹くようになってきます
フーッ、フーッ、フーッ、フーッ、パンッ!
4回でなんとか風船が割れました
そしてこの頃には頭痛がかなり和らいでいました
感覚としては
寝不足の時の頭痛くらいに減っていました
おおお!風船すげえ!
山小屋の人ありがとう!
結局、この後頭痛がしたら
ポケットから風船を取り出し吹くという
知らない人から見たら
明らかな奇行を繰り返しながら
登頂に成功しました!
めっちゃうれしかったです!
これって国語も一緒じゃない?
で、ここからが本題なんですけど
もしかして国語も一緒じゃないかな?ってふと思ったわけです
いや、文章読む前に風船膨らませろって意味ではなくってです
それこそ奇行でしょ
塾で国語の成績を上げるために
風船吹かせ始めたら
その塾はマジでヤバイ塾です
3回吹く前に逃げ出しましょう
国語って何が大事かっていうと
文章に書いてあることを正確に読み取ることです
もうこれだけが大事で
これ以外はいらないと思います
でも、国語が苦手な子って
この正確に読む感覚がないと思うんですね
なんというか文章がうわ滑って脳内に入っていかない感じ
さっきの高山病で言うなら
酸素がしっかり吸えていない感じかもしれません
だったらどうするのか?
息を吸うために吐くように
文章をしっかり読むために
自分で文章を書いてみるのが
遠回りのようで効果的なのではないでしょうか?
文章を書くって気持ち的にも、時間的にもハードルが高いです
ただですね
HaRuNiの小6生に
この半年ずっと作文書かせてきたらですね
読解問題の正解率が上がっているんです
まだまだ試行回数が少ない話なんで
本当の効果は見えないんですが
僕の肌感覚としては効果が無いとは言えないってくらいの手ごたえです
これは試してみる価値はありそうです
僕の塾講師としての勘、そして本好きとしての勘がささやきます
まずは国語が苦手な生徒向けの講座として
始めてみようかと思います
こういうことを考えてる時ってワクワクしますね!