今年の塾の英語は文法を丁寧に進めることに振り切っている
熟語とか、単語とかはもちろん大事
でも、塾で受ける授業の内容は「文法」を丁寧に説明すると決めている
例えば昨日の中2の英語は
不定詞の形容詞的用法と名詞的用法
例年だったら不定詞っていうのはto+動詞の原形で
色々な訳し方をするんだよ
「~するために」「~して」「~するべき」…みたいな
まあ複雑だから色々と考えずに覚えよう、慣れよう
という、苦手な子も、得意な子も、慣れちゃえば一緒よって進め方だったけど
今年は形容詞っていうのは名詞を説明しててね
「かわいいペン」のかわいいが形容詞
その形容詞の部分を動詞を使って説明するのが不定詞の形容詞的用法で
例えば「書くためのペン」の書くためのが形容詞的用法
かわいい(形容詞)+ペン(名詞)
書くための(形容詞的用法)+ペン(名詞)…
とまあ、みたいな感じで
国語の部分の説明が多くなっている
英語もしくは勉強が苦手な生徒からすると
なんとなく覚えようか、慣れようかという授業の方がやりやすさはあるのだと思うけど
それでは成長しないのではないか
さらにいうとそこそこの成績をとっている今年の中1、中2にとっては
これくらいの内容に挑戦した方が伸びが増すのではないかと考えている
結果はまだまだ先だけど、授業の密度は上がっていて
先生としてはこの方が教える楽しさはある
…逆に先生の気持ち優先の授業にならないように気を付けないといかんね
生徒の成長が目的であることを忘れないように進めます